新築 - 準耐火構造

木造の準耐火構造

準耐火構造とは、壁・床・柱等の建築物の部分の構造のうち準耐火性能の基準に適合する構造で、国土交通大臣が定めたもの(平12 建告1358)又は国土交通大臣の認定を受けたものをいいます。

準耐火性能とは、通常の火災による延焼を抑制するために必要とされる性能で、火熱が加えられた場合に、加熱開始後、構造耐力上支障のないものをいいます。

1主要構造部準耐火構造

屋根葺材 30分
軒裏 30分
延焼のおそれの
ある部分
軒裏:45分
外壁:45分
防火戸(防火設備)
屋根の屋内側又は
直下の天井
30分
間仕切壁 45分
45分
45分
階段 30分
通常木造軸組工法建て2階建て
屋根葺材:
不燃材料
外 壁 :
防火構造(木造下地)
軒 裏 :
不燃材料

(防火地域、準防火地域除く)

主要構造部を準耐火構造にすることで、もしもの火災から身を守ることができます。

2省令準耐火構造

省令準耐火構造の住宅
省令で定める基準に適合する住宅をいい、建築基準法で定める準耐火構造に準ずる耐火性能を持つ構造をいいます。
屋 根  :
不燃材料
外 壁  :
防火構造(木造下地)
軒 裏  :
防火構造

天井及び壁の室内に面する部分が通常の火災時の加熱に15分間以上耐えうる性能

1階の天井:
強化せっこうボード 厚12mm+断熱材
2階の天井:
せっこうボード 厚12mm
内 壁  :
せっこうボード 厚12mm以上

木造軸組工法より、火災保険料・地震保険料が安くなる場合があります。
(※損害保険会社によって異なります。詳しくは、損害保険会社にお問い合わせ下さい。)